「ママレード」

 

「あっあっあっ…やっ…!」
 
冷たい冷蔵庫に背中を押し付けられて博雅は声を上げた。
片足に絡まるパジャマのズボン。もう片足は相手の腕に抱えられて大きく持ち上げられている。その広げられた下肢の間には当然のごとく恋人晴明のものが卑猥な音を立てて抜きつ抜かれつ。
「博雅…」
「あん…ん…」
「可愛いな…食っちまいたいほどだ」
紅い唇に笑みを浮かべるとズンと更に博雅の体を突き上げる。
「な、なにが…食っちまいたい…だ…あっあっ…」
もうすでに食ってるじゃないか、目に涙をいっぱいためて博雅は唇を噛む。
「そうだな」
にんまりと笑って晴明は自分の唇の端についたジャムを舐めた。
 
その二人の体の間にとろりママレードのかかった博雅のもの。
 


雑記より
 
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